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航空遺産継承基金 平成30年5月活動記録

1.資料の寄贈
(1) 1) 5月8日、林湛子氏から自家用操縦士技能証明書などの書類を寄贈いただきました。林様は1953年に女性として戦後最初に滑空機の操縦士技能証明書を取得された方で、これまでにも戦後の民間航空に関する資料を寄贈いただいています。
   
(2) 5月9日、阿部郁重氏から、戦後の航空機メーカー・東洋航空工業(株)の写真を納めたアルバムなどを寄贈いただきました。(写真)
   
   
(3) 5月14日および17日、宮原幾男氏から、御尊父・勲氏が航空機を撮影された写真のネガなどを寄贈いただきました。宮原勲氏は戦前にイギリス留学後、川西航空機〜新明和工業で航空機開発などに携わられました。(写真) 
   
2.資料の調査・保存・公開 
(1) 5月16日、23日、30日に東京文化財研究所にて寄贈資料(郡、山崎、平木、上甲、小森資料)の整理を行いました。『J-Bird 写真と登録記号で見る戦前の民間航空機 満洲航空・中華航空などを含む』の執筆者・藤原氏、藤田氏、柳沢氏、河守氏も参加し関連資料の調査を行っています。
   
 3.資料の貸出
(1) 1) 5月21日、横川裕一氏に雑誌『航空ファン』掲載用として、立川飛行場の格納庫の写真を貸出しました。(写真)
   
   
(2) 5月28日、NHKに代々木練兵場の空撮写真を貸し出しました。
 
(3) 同日、上越市共生まちづくり課に一三式艦上攻撃機の写真を貸し出しました。同市に残る一三式艦攻のプロペラを「平和展」で展示する際の説明用です。(写真)
   
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