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航空遺産継承基金 平成30年4月活動記録

1.資料の調査・保存・公開
(1) 4月4日、11日、18日、25日に東京文化財研究所にて寄贈資料(郡、山崎、平木、上甲、小森資料)の整理を行いました。『J-Bird 写真と登録記号で見る戦前の民間航空機 満洲航空・中華航空などを含む』の執筆者・藤原氏、藤田氏、柳沢氏、河守氏も参加し関連資料の調査を行っています。25日の調査では、1927年に導入された日本の民間航空機の登録記号配当に関する航空局の内規「航空機登録記号配当に関する内規」が、郡資料の中に確認されました(写真)。内規が定められていたことは文献資料から知られていましたが、内規そのものが確認されたのは初めてです。
   
(2) 4月20日、国際基督教大学(ICU)において、来る6月2日開催予定のシンポジウム「“ここ”の歴史へ―幻のジェットエンジン、語る―」の打合せがあり、講演を依頼されている苅田職員が出席しました。
また、シンポジウムに関連して同日、ICUの学生が主催した「藤原洋さんによるキャンパスツアー」(中島飛行機三鷹研究所の跡地を巡るツアー)があり、アドバイスを提供しました(写真)。
   
2.資料の貸出 
(1) 4月27日、日本テレビ(株)の番組「ZIP!」用に、代々木練兵場(写真)、ハンス・グラーデ機、アンリ・ファルマン機の写真計3枚を貸し出しました。
   
 
 
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