一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成24年3月活動記録

1.寄贈
(1) 3月26日、菊井浩二様から大日本飛行協会発足(1940年10月)後に同協会岡山支部長・横溝岡山県知事が協会への寄付者に送付した資料の寄贈を受けました。寄付者に宛てた封筒には、協会への寄付を求める依頼状や寄付金の領収証、大日本飛行協会設立の沿革について記された印刷物などが含まれています。
 
 


 (2) 3月27日、当日本航空協会の理事である大河内暁男東京大学名誉教授から、大正4年大正天皇即位の礼の際に発行された絵葉書を寄贈いただきました。絵葉書には即位を記念した青山練兵場での陸軍の観兵式の様子が写っており、上空には徳川大尉の設計による会式と思われる複葉機が見えます。絵葉書は大河内様のおじい様がお父様に宛てたもので「大礼東京市奉祝記念・大正四年12月9日」と記された記念スタンプが押されています。 
 

2.資料の調査・保存・公開
(1) 小森郁雄氏および郡捷氏が遺した航空に関する資料の整理作業を、東京文化財研究所において3月は7日、14日、28日の3日間実施しました。
   
   
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