一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成24年4月活動記録

1.資料の調査・保存
(1) 小森郁雄氏および郡捷氏が遺した航空に関する資料の整理作業を、東京文化財研究所において4月11日、18日、25日の3日間実施しました。
   
2.その他
(1) 仙台市戦災復興記念館で、大正から昭和にかけて仙台の空を自由に飛び回った民間飛行家たちの業績を紹介するミニ企画展「大正仙台鳥人記〜戦火に耐えた小さなプロペラの物語」が3月6日から4月8日まで開催されました。展示会では当時使われた複葉機のプロペラや、飛行家の家族が保管しているアルバムの写真などが展示され、基金事務局では写真に写る飛行機や今に残るプロペラの調査などに協力しました。

   

(2) 1928年(昭和3)に設立された東京航空輸送社を調べている山口博史様が4月12日に基金事務局を訪れました。これまでの調査結果をまとめた小冊子「エア・ガール 東京〜下田〜清水 定期航空路」を寄贈いただくとともに、当協会が所蔵する同社が発行した栞などの画像データを見ながら情報交換を行いました。東京航空は、東京〜下田〜清水間の定期航空路を開設、フライトアテンダントの走りとなるエア・ガールを採用しました。下は同社の栞。
 
   
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