一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成24年1月活動記録

1.寄贈
(1) 1月16日、基金専門委員の藤原洋様から戦前から戦後にわたる航空機のパンフレットを初めとする様々な紙資料を寄贈いただきました。右の写真は資料の中から1935年から生産が始まった陸軍九五式三型練習機のパンプレット。下の2枚は先に重要航空遺産に認定した東洋航空が戦後航空再開直後にライセンス生産をしたフレッチャーFD−25A軽攻撃/練習機のパンフレット。どちらも海外への輸出を考えてか英文表記となっています。
   
 
 




(2) 1月18日、加藤威郎様から1945年3月10日の東京大空襲で亡くなられたお父様が購入され、子供の時によく聞かれていた「ニッポン」号の世界一周飛行を記念し発売されたレコードを寄贈いただきました。 

(3) 世界の航空史をまとめた著書『年表世界航空史』第1巻〜3巻 エアワールド(1998〜2002)を執筆した横森周信様から、同書のために作成したデータカード、および国際航空連盟(FAI)が製作した航空に関する記念切手コレクションを1月19日に寄贈いただきました。右の写真は記念切手コレクションからモンゴルフィエの熱気球に関するもの。
   
2.資料の調査・保存・公開
(1) 小森郁雄氏が遺した航空に関する資料の整理作業を、東京文化財研究所において1月は12日、18日、25日の3日間実施しました。

3.その他 
  片桐敏夫様(元アメリカ極東空軍司令部特別顧問、元朝日新聞社航空部員、元日本航空宇宙学会事務局長)に、片桐様が開催に際し中心的役割を果たした1966年に入間基地で開催された第1回国際航空宇宙ショーを初めとする戦後の航空に関する様々なお話を1月26日にお聞きし、覚書を頂戴しました。
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