一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成23年12月活動記録

1.寄贈
(1) 12月2日、矢ヶ崎弘志様から藤田航空のフレンドシップを羽田空港で1962年頃撮影した写真などを寄贈いただきました。

2.資料の調査・保存・公開
(1) 小森郁雄氏が遺した航空に関する資料の整理作業を、東京文化財研究所において12月は7日、15日の2日間実施しました。資料の中から、1930年にロサンゼルス〜ニューヨーク間、ロンドン〜モスクワ〜立川間の飛行に成功した東善作飛行士および搭乗機を写した写真が貼られたアルバムを参考までに掲載します。

   

3.その他
  12月1日、重要航空遺産として東京都渋谷区に所在する「日本初の飛行機による動力飛行が行われた代々木練兵場跡地」および鹿児島県南さつま市万世特攻平和祈念館に展示される「零式水上偵察機」を認定しました。12月5日には渋谷区役所で野村吉三郎会長が桑原敏武渋谷区長に認定証と記念プレートを贈呈しました。また12月21日には万世特攻平和祈念館で久保小七郎副会長が本坊輝雄南さつま市長に認定証と記念プレートを贈呈しました。当日は海から引き上げられた零式水上偵察機の保存処置にあたった平山助成氏を初めとする海上自衛隊OBの方々も出席され、市の職員の皆さんや東京文化財研究所近代文化遺産研究室の中山俊介室長を交えて、今後の保存に向けた情報交換も行われました。
   
 
【代々木練兵場跡地に位置する代々木公園】

   
【万世特攻平和祈念館に展示される零式水上偵察機】 
     
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