一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成20年8月活動記録

1.調査
(1) 8月14日、航空黎明期の飛行家で多くの民間機を製作するとともに、多数の民間パイロットを養成した伊藤音次郎氏の兄久太郎氏のひ孫、伊藤哲規様を訪ね、伊藤飛行機研究所の資料を拝見するとともに、新明和工業で航空に関する仕事に従事した久太郎氏のご子息清平様に関するお話をうかがいました。

2.寄贈資料
(1) 井上修様より、1940年の秋、小学校6年生の時、航空協会の前身である帝国飛行協会が主催した模型飛行機の競技会で優勝した際に、帝国飛行協会から送られた記念のメダルを8月26日寄贈いただきました。その後、井上様は航空を目指し東京工業大学航空機学科に入学しましたが1年の時に敗戦を迎え、航空禁止令により機械工学科に転籍、コンピュータ関係の技術者として活躍されました。
 
(2) 戦前、法政大学航空研究会に所属し、ローマまで飛行した青年日本号を使った訪満飛行などに参加した森謹吾氏の同研究会の活動写真を集めたアルバムをご親族の森美禰子(もり みねこ)様より寄贈いただきました。謹吾氏は大学卒業後、大日本航空に操縦士として入社しましたが1944年、台湾沖で敵に襲われているとの連絡を残し消息を絶っています。左写真の前列中央は同研究会会長の内田百閨B
 

3.その他
(1) 写真集「男爵の愛した翼たち」(下)の発行に合わせて、「航空ファン」9月号の「発掘!日本航空史」のコーナーで8頁にわたり「男爵の愛した翼たち」上下巻および当基金の活動が紹介されました。
(2) 宮原男爵の撮影収集した多数の航空機の写真を、多くの方々に知ってもらうために編纂作業を進めていた写真集「男爵の愛した翼たち」(下)が8月29日に完成し、販売を開始するとともに、賛助員をはじめとしてご協力いただいている方および関係機関に送付しました。

以上
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