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航空遺産継承基金　平成１９年１０月活動記録

１．協力
	東京新聞より府中市の民家で保管されていた陸軍九五式一型練習機のプロペラに関して問い合わせがあり、10月13日の朝刊の記事中にプロペラの価値に関する当基金のコメントが掲載されました。
２．聞取り調査
	当協会の元職員でグライダーの耐空検査員でもある佐藤一郎様に10月12日、編集中の「男爵の愛した翼たち（下巻）」に掲載予定の宮原旭氏が戦後設計したグライダーに関する貴重なお話をうかがいました。
３．寄贈資料
	(1)	法政大学図書館で戦前の同大航空部の訪欧飛行等について調査研究を進めている江戸惠子様より、昭和6年に帝国航空教育会が発行した「飛行家養成講義録NO.2」の寄贈を10月8日受けました。
	(2)	本年5月久納孝彦様より戦中陸軍パイロットであった叔父の田中浩氏の遺された資料を寄贈いただきましたが、10月24日、田中氏が慶応大学時代学生航空連盟に属し満州への飛行を成功させた際の記録などを含むアルバムを新たに寄贈いただきました。アルバムにはご家族のプレイベートな写真も多数含まれているため、オリジナル資料の扱いについては後日相談の上決定することとしました。

以上

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