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航空遺産継承基金 平成30年1月活動記録

1.資料の寄贈
(1) 1月19日、下薗大輔氏から、御尊父の秋季(しゅうき)氏の遺品である航法計算盤などの資料を寄贈いただきました。秋季氏は戦前、中華航空(日本の国策会社)の操縦士で、戦後はJALに勤務されました。(写真)
 
   
2.資料の調査・保存・公開 
(1) 1月12日、ICUで開催されるネ-230(第2次世界大戦中に日本が開発していたジェットエンジン)に関するシンポジウム(6月2日開催)についての打合せが行われました。ICUの教職員、学生が計画を進めており、東京文化財研究所と当協会が協力を打診されたため、東文研の北河・保存科学研究センター近代文化遺産研究室と長島、苅田職員が参加しました。 
   
(2) 1月15日、長島職員が東洋アルミニウム(株)を訪問して、飛燕6117号機の修復で羽布部分に塗る銀ドープの材料となるアルミ粉についてのアドバイスを仰ぎました。東洋アルミニウムは第2次世界大戦中の銀ドープ用にアルミ粉を生産しており、当時のものに近い仕様のアルミ粉をご提供いただけることになりました。
   
(3) 3)1月17日、24日に東京文化財研究所にて寄贈資料(郡、山崎、平木、上甲資料)の整理を行いました。『J-Bird 写真と登録記号で見る戦前の民間航空機 満洲航空・中華航空などを含む』の執筆者・藤原氏、藤田氏、柳沢氏、河守氏も参加し関連資料の調査を行っています。
 
(4) 1月31日、かかみがはら航空宇宙博物館のリニューアル展示を担当する丹青社とその関連会社の社員計2名が来訪し、飛燕6117号機の展示に関する打合せを長島、苅田職員と行いました。合わせて、航空史を紹介する動画などについても助言しました。
   
 3.資料の貸出
 (1) 1月15日、かかみがはら航空宇宙博物館のミュージアムショップの運営を担当するオークコーポレーションに、飛燕のプラモデルの同博物館限定版に使うための写真2枚を貸し出しました。同梱される缶バッジに使われます。 
   
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