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航空遺産継承基金 平成28年6月活動記録

1.資料の寄贈
(1) 6月6日、宮原幾男氏から父親の勲氏が戦前日本で撮影した飛行機の写真が貼られたアルバムなどを寄贈いただきました。勲氏は『男爵の愛した翼たち(上下巻)』(2006、2008年発行)のベースとなったアルバムの所有者・宮原旭氏の弟で、旭氏とともに戦前イギリスで学び、帰国後は川西航空機に入社、戦後は新明和興業で活躍されました。左下の写真は鉄道省が新線の測量や事故・風水害時の被害調査などのために九二式偵察機を改造し使用した専用機「三菱鳩型」
   
(2) 6月13日、佐藤一郎氏から飛燕の脚標示灯(右写真)を寄贈いただきました。佐藤氏が知人から託されたもので戦後調布飛行場に放置されていた飛燕に装備されていたものとのことです。 
   
  6月29日、航空局の職員であった高橋悦朗氏からダグラスDC−8、ボーイング727などに関する資料を寄贈いただきました。
   
2.資料の調査・保存・公開
(1) 6月2日、9日、16日に東京文化財研究所にて寄贈資料(山崎、平木資料)の整理を行いました。資料整理には昨年度末に上梓した『J−Bird 写真と登録記号で見る戦前の民間航空機 満洲航空・中華航空などを含む』の執筆者・藤原氏、藤田氏、柳沢氏、河守氏も参加し関連資料の確認を行っています。
   
   
3.写真資料の貸出 
 (1) 6月13日、苫小牧市美術博物館で開催される特別展「Art & Air〜空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語」(会期:2016年7月9日〜9月4日)の展示品として、ハンス・グラーデ単葉機、アンリ・ファルマン複葉機、奈良原式1号機の写真、計3枚を同博物館に貸出しました。
(2) 6月22日、『航空ファン』9月号の「飛行庫図鑑」(その1、下志津)掲載用に、九四式偵察機の写真3枚を横川裕一氏に貸出しました。 
   
 
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