一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成26年6月活動記録

1.資料の調査・保存・公開
(1) 帝国飛行協会が100年前の6月に兵庫県の鳴尾競馬場で開催した民間飛行大会について6月4日に朝日新聞の取材を受け6月20日の朝刊で紹介されました。夏目漱石の「こころ」を100年ぶりに連載していることに関連した記事です。
 
(2) 全日本空輸の前身の日本ヘリコプター輸送会社の創立に参加した中野勝義氏が集めた飛行機の模型の調査を6月28日に行いました。中野氏は戦前に朝日新聞社に入社して「神風」号の訪欧飛行等に尽力した後、日本航空協会の前身・大日本飛行協会に勤めており、約20機の模型飛行機の多くはその頃中野氏が収集した貴重なものと思われます。ご家族は適切な機関での保存を望まれているため、戦前の模型飛行機に詳しい専門家に意見を聞くなどして保存に協力することとしました。写真は戦前に日本航空輸送株式会社が使用したダグラスDC−2「富士」の模型です。
 

(3) 故山崎好雄氏の図書・写真などの資料の整理作業を、東京文化財研究所において6月5日、12日に実施しました。
 
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