一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成24年12月活動記録

1.寄贈
(1) 陸軍航空隊に所属していた柿沼正一様が所有されていた第2次世界大戦中の航空に関する写真7枚をご子息の孝志様から12月22日に寄贈いただきました。下の写真は戦時中のためFAI公認記録とはなりませんでしたが1944年7月に16,435kmの世界長距離周回飛行記録を樹立した陸軍立川A−26長距離機です。
 
 
2.資料の調査・保存・公開
(1) 先に寄贈いただきました民間航空史に関する多くの著作を残した故平木國夫氏の資料およびグライダーの普及・振興に携わられた故山崎好雄氏の資料は、一部資料に害虫の発生が見られたため二酸化炭素を用いた薫蒸処置を実施しました(下写真は専用シート資料を包み込み二酸化炭素を送り込んでいる状態)。処置を終えたダンボール箱600箱に及ぶ資料は、航空に関する資料の保存について共同研究を実施している東京文化財研究所に12月12日に搬入し、今後整理および保存処置などを実施する予定です。
   
(2) 故山崎好雄氏および故平木國夫氏の遺した航空に関する資料の整理作業を、東京文化財研究所において12月12、19、21、25日に実施しました。
3.写真資料の貸出
  かかみがはら航空宇宙科学博物館に陸軍襲撃機キ102の写真を12月27日に貸出しました。写真は平成25年2月24日から同博物館で開催される『各務原の航空史−双発戦闘機「屠龍」』展のパネル展示に使用されました。 
   
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