一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成24年11月活動記録

1.寄贈
(1) 10月から11月にかけて寄贈いただいた山崎好雄氏を初めとする資料の総量は段ボール箱約600箱に達しました。資料には青焼き図面などが含まれ紫外線の影響を極力少なくする必要があったために、屋外での作業を避け共同研究を行っている文化財研究所に搬入させていただき資料の状態の確認を行ってきました。確認の結果、一部資料に害虫の発生が見られたため二酸化炭素を用いた燻蒸処置を実施することとして、11月26日に所沢の専用施設への搬出を行いました。なお、グライダーの部品など破損・劣化が進んでいる資料は輸送による損傷が考えられるため、東京文化財研究所に於いて脱酸素剤による低酸素濃度殺虫法による害虫駆除を行うことになりました。右の写真は現存するものとしては日本最古と思われるグライダーの水平尾翼です。
 
 
(2) 11月21日に公益社団法人日本グライダークラブの余田弘陶様から同クラブの60周年を記念して同クラブの活動をまとめたCDを寄贈いただきました。また合わせて、岩本英征様から昭和36年頃に国産グライダーMITA−2、H−22などを8mmフィルムで撮影した動画のデータを寄贈いただきました。
 
2.資料の調査・保存・公開
(1) 全国各地に展示保管される航空機の悉皆調査の一環として、青森県、秋田県、岩手県の調査を東京文化財研究所と共に11月21日〜23日に行いました。右の写真は八戸公園・こどもの国で屋外展示される海上自衛隊が使用していたビーチクラフトB−65です。
   
(2) 航空記者として著名であった郡捷氏が遺した戦前戦後の日本の民間航空を主とした資料の整理作業を、東京文化財研究所において11月28日に実施しました。
   
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