一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成23年7月活動記録

1.寄贈
(1) 7月4日、根本達子様から昭和7年9月9日付け帝国飛行協会での午餐のメニューおよび昭和8年3月7日付け帝国飛行協会総裁梨本宮守正王の晩餐招待状および封筒を寄贈いただきました。根本様のご尊父浩様は昭和3年~7年に帝国飛行協会に職員として勤務されていました。
   

(2)  今川一策陸軍少将のアルバムに残された写真の複写を新谷昌平様から7月6日に寄贈いただきました。主に1920年代の陸軍の航空機や操縦者を撮影したもので、当時使われていた乙式一型偵察機(サルムソン2A2)などが写っています。 

2.資料の調査・保存・公開
(1) 航空黎明期からの民間航空で中心的な役割を果たした伊藤音次郎氏が、明治43年から航空に関する活動などを克明に記録した日記36冊は千葉市に寄贈されています。千葉市・ご遺族の了解を得て日記を7月13日に借用し、今後の活用に向けてデジタル化を進めることになりました。
   
   
(2) 郡捷氏が遺した戦前戦後の日本の民間航空に関する資料の整理作業を、東京文化財研究所において7月は7日、21日、28日の3日間実施しました。
以上
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