一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 令和5年4月活動記録

1.資料の寄贈
 1)

5月19日、佐貫亦男氏の日記97冊(1939〜1992年)とパスポート2冊をご息女の米山輝子氏から寄贈いただきました。佐貫氏は戦前に日本楽器(現・ヤマハ)でプロペラの設計に携わり、1939〜1943年は技術導入に派遣されてドイツで過ごした後、シベリア鉄道で帰国しました。戦後は大学で教鞭を執りながら航空関係の書籍などを多数執筆し、1982年にポール ティサンディエ ディプロマ、1997年に航空文化賞を受賞しています。写真1は1941年の1冊目の表紙。写真2は日記の1942年11月5日のページです。


写真1



写真2
   
2.資料の調査・保存・公開
 1) 5月31日、ホームページで「航空遺産の写真今月の1枚」に「エムスコB−3「パシフィック」号」を紹介しました(写真3)。


写真3

   
3.その他 
 1) 奈良文化財研究所の夏期企画展「イカロスの翼 −発掘成果から見る近世と近代の薬師寺−」(7月 22日〜10月1日)に対して後援することとしました。
   
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