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航空遺産継承基金 令和3年6月活動記録


1.資料の寄贈
 1)

6月15日、松上恵一氏より、1950年代に自由航空研究所で開発された荻原式JHX−2(ラムジェットエンジン・ヘリコプター)などの資料(部品、写真帳など)を寄贈いただきました(写真1)。

写真1



 2)

6月18日、中神敏男氏より武石浩玻の白鳩号の羽布を寄贈いただきました。浩玻の詠んだ句「興国の氣運に巣立つ子雀か」が兄・如洋によって書かれています(写真2)。浩玻は1903年に渡米し、様々な職業を経験しつつ、飛行機に興味を抱いてカーチス飛行学校で操縦を学び、1913年にカーチス機を買い入れて帰国。同年5月4日、大阪朝日新聞主催の京阪神の都市間連絡飛行に挑戦して、京都深草練兵場で事故死し、国内の民間飛行家最初の犠牲者となりました。(写真2)。

写真2

2.資料の調査・保存・公開
 1)

6月3、10、17日に東京文化財研究所にて寄贈資料(郡、山崎、平木、上甲、小森資料)の整理を行いました。


 2)

6月2日、Web「今月の1枚」に、超音速旅客機「エアロスパシアル・BAC コンコルド」を紹介しました(写真3)。

写真3



 3)

6月15日、苅田職員が鹿児島県沖の海底で発見された海軍九七式艦上攻撃機のものとみられる機体についてNHK大分放送局のインタビューを受けました。同日放送予定でしたが天候の影響で遺骨調査・機体引き上げが遅れ、25日に大分ローカルで放送されました。



3.資料の貸出 
 4)

6月28日、全日空(株)に『翼の王国』 8月号掲載用として、戦前の羽田飛行場の写真1枚を貸出しました(写真4)。

写真4


3.その他
 1)

4月に編集にアドバイスした『学研の図鑑LIVE もののしくみ』(出版社:学研プラス)が6月24日に刊行され、航空図書館に所蔵されました。



2)  国立科学博物館のYS−11のザ・ヒロサワシティへの移設記念写真集(苅田職員が寄稿)が発行され、航空図書館の蔵書に加わりました。
   
   
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