一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成22年6月活動記録

1.寄贈
(1) 戦前戦中の旅客機などが写った写真および当時の時刻表などを6月4日、久津見都様から寄贈いただきました。これらの資料は、昭和4年の日本航空輸送叶ン立直後にエンジニアとして入社、改組となった大日本航空鰍ノも勤めた久津見様のご尊父息一(ヤスカズ)様が保管されていたものです。

(2) 防衛庁OBで航空史を研究されていた故平峰信則様の収集した戦前の航空機の写真を初めとする資料を、奥様の良子様から6月18日に寄贈いただきました。

(3) 則竹佑治様からT-4ジェット練習機など戦後の航空機開発に関する写真および資料を6月18日に寄贈いただきました。

(4) 基金賛助員としても支援いただいていた日向美智子様が4月15日にご逝去され、弟の弘様から日向様が撮影、収集した滑空機の写真などを6月24に寄贈いただきました。昭和16年に大日本飛行協会中央滑空訓練所教官となった日向様は、戦後も社団法人日本グライダークラブの理事長として滑空機パイロットの養成訓練などに貢献され2006年には航空亀齢賞を受賞されています。

2.その他
(1) 保存処置およびデジタル化の終了した写真資料を公開している当航空協会のホームページ「航空遺産継承基金ギャラリー」に、新たに処置の終了した資料85枚を6月11日に追加しました。
(2) 甲斐正三様に、戦前航空局航空官であったご尊父茂吉様のアルバムに残る戦前のグライダーなどの写真を6月29日に複写させていただきました。

以上
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