一般財団法人日本航空協会
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航空遺産継承基金 平成21年6月活動記録

1.寄贈資料
(1)
6月1日、室内模型飛行機等でご活躍の野中繁吉氏より、模型飛行機の競技会および海軍時代の写真を寄贈いただきました。


(2) 2)6月2日、毎日新聞社編集局の渡部聡航空部長に同社で見つかった当協会の前身となる大日本飛行協会図書課の台紙に貼られたグライダーの写真などを返却いただきました。また、今年が毎日新聞社の「ニッポン」号の世界一周飛行70周年であり同飛行に関する展示会の開催を検討中とのことで、資料等に関する質問にお答えしました。


(3) 6月29日、戦争中から航空局航空機検査官としてグライダーの検査に当たると共に自作のハンググライダーで飛行をしていた頓所(トンドコロ)好勝氏が、戦後設計製作をしたハンググライダー「MY WING」に関する写真を阿部郁重様から寄贈いただきました。
2.その他
(1) 1931年3月2日にパリを出発、同26日に立川飛行場に到着したファルマンF.190「アルザ」号の操縦士クリスチャン・メンシュ氏のお孫さんダニエル・メンシュ氏が6月2日当協会に来訪されました。クリスチャン氏も来日時、当協会の前身帝国飛行協会を訪れています。基金事務局に残る当時の写真の複写をお渡しすると共に、クリスチャン氏について話をうかがいました。なお、ダニエル氏からはクリスチャン氏の伝記「CHRISTIAN MOENCH」を寄贈いただきました。

(2)  2)先に梶原早苗様および有働武俊様から寄贈いただいた飛行服について、服の内側に毛皮が張られていることもあり、かねてより保存方法を東京文化財研究所に相談していました。この度長期的な保存を考え、殺カビ処置を実施した後、6月18日に空気を通さないフィルムで作られた袋に脱酸素剤と共にいれ保管しました。酸素を抜くことにより劣化の原因となる酸化を防ぎ、変色等を防止することが出来ます。        

以上
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