一般財団法人日本航空協会
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展示会 写真集  
航空遺産継承基金 平成18年4月活動記録
1.寄贈資料
(1) 戦前中島飛行機にてAT-2旅客輸送機を設計した明川清技師から譲り受けた青焼き資料「木製機工作基準」および戦前の図書資料「The Properties and Uses of Wood」を、小林守信さんから4月7日に寄贈頂きました。木製機工作基準には、93式中練の生産治具に関する記述もあり、当時のわが国の木製機の現状を知るには欠かせない資料になると思われます。

(2) 矢ケ崎弘志さんより4月17日、調布飛行場の空撮写真を寄贈頂きました。明確な撮影時期は不明とのことですが、調布飛行場が現在の姿に大きく変わる前の状態を大型カメラで撮影したものです。

(3) 2005年2月にお伝えしたYS-11等の国産機の型式証明取得時に使用された種々の計測機器の使用中の様子を撮影した写真29枚が、藤原洋さんから4月26日に寄贈されました。計測機器は6月初旬に航空局から国立科学博物館へ移管されます。

2.調査協力
1920年にイタリアの高速偵察機を用い、海外から初の訪日飛行をおこなったフェラリン中尉のご子息の友人であるプロコヴィオ夫妻が、当時の記録を求めて4月14日当事務局を訪れました。ご夫妻は今も残る当時の写真帳や絵葉書などを調べると共に、事務局でもフェラリン家に残る当時の記録などについて話をうかがいました。

3.野沢資料記録作成
4月は作業を実施しませんでした。

以上

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2006.6.21設置