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航空遺産継承基金 平成17年7月活動記録

1.寄託資料

矢ケ崎弘志様より日比谷公園で1953年12月に開催されたライト兄弟50周年展示会の初日の17日に撮影した写真、および調布飛行場で1960年代の後半に撮影したN−62の試作1号機の写真を7月4日に寄託頂きました。日比谷公園で撮られた写真は残念ながらネガは失われていますが、6×6判のカメラを使用しており細部までわかる貴重なものです。


2.寄贈資料

片桐敏夫様より「航空用訳語集審議資料」および「航空工学用語採録集(AN-I)に対する総合意見書」を7月20日に寄贈頂きました。1954年に戦後最初の「航空用語集」が発行され、1973年に増補改訂されました。航空工学の発達が著しかったこの間に、さまざまな検討がされていたことが両書から分かります。当時の日本の対応が判る貴重な資料です。


3.野沢資料記録作成

8月に開催予定の航空遺産継承基金展示会準備のため、今月は野沢資料記録作業を実施しませんでした。

4.写真資料のデジタル化

宮原旭氏のアルバムのデジタル化を進めています。今月は4冊のアルバムのデジタル化を終了しました。デジタル化が済んだアルバムの中から、リンドバーグ訪日時の写真を紹介します。


5.NHK取材協力

宮城県の旧家で報知日米号のフィルムが発見されたことを受け、6月20日にNHK仙台放送局の取材を受けました。フィルムには太平洋横断に挑戦する報知日米号のパイロット吉原飛行士が大勢の人々に見送られながら離水する模様などが収められており大変貴重なものであることがわかりました。藤田専門委員および柳沢賛助員には報知日米号に関する資料をお借りすると共に、藤原専門委員には関連資料の説明をして頂きました。現在に残る貴重な航空遺産を紹介することにより、約70年前に太平洋横断を試みた報知日米号の挑戦と当時の熱気が現在によみがえりました。取材の模様は7月6日18時10分から宮城県域放送ニュース番組「てれまさむねTODAY」の中で紹介されました。お借りした関連資料の一部を紹介します。

以上

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