今から52年前の1969年3月2日 フランスのツールーズにおいて、原型1号機のコンコルドが初飛行に成功しました。コンコルドは超音速旅客機(Supersonic Transport, SST)として計画された機体でおよそマッハ2の速度で巡航することができました(ニューヨーク - パリ間が約3時間40分、普通のジェット旅客機では約7〜8時間)。それから3年後の1972年6月12〜15日の間、原型2号機のコンコルドがデモ飛行のため羽田を訪れました。写真は航空ジャーナリストとして活躍した小森郁雄氏のアルバムからです(6月14日の撮影)。当日の搭乗チケット(下写真)も写真アルバムに貼付されていました。コンコルドはブリティッシュ・エアウェイズやエールフランスなどで運航されていましたが運航コストの問題から2003年に全ての運航を終了しました。
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