News Release
 TOP>航空遺産継承基金>今月の1枚
English 新着情報 概要 文化事業 航空遺産 航空スポーツ 全地航 発着調整 航空クラブ 貸会議室
 

活動記録 航空の歴史を後世に残そう 設立趣意書 規定 賛助員申し込み用紙(Excel版)or(PDF版
展示会 写真集 重要航空遺産 ギャラリー アーカイブ 利用の手引き
特別顧問 専門委員 事務局 今月の1枚

 

2020年9月 航空遺産写真 今月の1枚

高橋正夫コレクション「
立飛R-52

航空遺産継承基金事務局で所有している航空写真を毎月1枚ピックアップしてご紹介します。

 



 戦後の航空再開から最初に飛行した国産練習機、立飛工業株式会社の「立飛Rー52(JA3017)」です。1952年9月17日に初飛行を行い、翌18日に読売飛行場で「タチヒ」号と命名されました。機はパラソル式単葉複座練習機で1機のみが製作され、1959年まで全日本学生航空連盟の訓練やグライダーの曳行を行い活躍しました。搭載された国産の瓦斯電7気筒空冷星型エンジン「神風」は1933年2月に東京瓦斯電機工業株式会社が製造したもので、 戦後二子玉川の読売飛行場格納庫に分解保管されていたものです(後にアメリカ製ライカミングに換装)。現在同エンジンは東京都立産業技術高等専門学校 科学技術展示館に保存され、当協会の重要航空遺産に認定されています 。
 忘れ去られてしまっている戦後の国産機第1号「立飛R―52」の初飛行が9月でしたので「今月の1枚」とさせていただきました。

この写真は高橋正夫氏の写真アルバムからの1枚です
コレクションNo.1に 収録されています)。

前の月へ   次の月へ

今月の1枚アーカイブへ

航空遺産ギャラリーへ
一般財団法人 日本航空協会
航空遺産継承基金事務局

 

▲このページのトップへ

日本航空協会のホームへ

2020.08.25から設置