男爵の愛した翼たち(上)
好評につき完売いたしました。
主な内容
第1章 宮原旭とグライダー
-スポーツ航空に情熱を捧げた一生-
第2章 伊藤音次郎と白戸榮之介の翼
-千葉の海岸から空を征した二人-
第3章 飛行家と飛行大会
-大正時代を彩った大空の競演-
第4章 黎明の翼
-空を飛ぶ夢と情熱の黄金時代-
第5章 新聞社機
-飛行機とパイロットを自前で揃えた新聞社-
第6章 伸び行く翼
-困難を極めたエアラインの設立-
書誌情報
- 解説
藤原洋、藤田俊夫
- 監修
東京文化財研究所
- 発行
日本航空協会 航空遺産継承基金
2006年3月31日
- 発売
オフィス HANS
- ISBN
4-901794-03-5
- サイズ等
182×257 mm
ソフトカバー
192ページ
2色印刷- 定価
3,080円 (本体2,800円)
故・宮原旭氏が遺した航空機写真は黎明期からの日本の航空史を鮮明に伝える貴重なものであり、当協会では、それらを写真集としてまとめることにしました。
上巻では、同氏が設計したグライダー、日本の空のパイオニアである伊藤音次郎と白戸栄之助の製作した飛行機、それに続いた川西、中島製の機体、そして大正時代に盛んに行われた飛行競技会など、大正~昭和初期の民間航空をメインに、多数の未発表写真を含む約320点を収録しています。
解説は当時の官報に公表された航空局の記録なども踏まえた詳細なものです。