00:00〜00:01 |
冒頭、黒いフィルムへの書き込みが移りこみます。反転していますが、「可燃」「×」「注意」「p-op」と読めます。「可燃」「注意」と書かれている理由は、フィルムが燃えやすく危険だったからでしょう。当時のフィルムは、非常に燃えやすいニトロセルロースでできていました。 |
00:01〜00:10 |
映像が始まります。扉が閉ざされた「新潟飛行場格納庫」の前に人がいます。向かって右側から、自転車を傍らに支える人、ハットをかぶった男性2名、コートを着た男性、和装の人、子供がいます。 |
00:11〜00:14 |
丘の上に塔が立っていて、何かがはためいています。飛行場の施設でしょうか。塔の下には人がいます。 |
00:14〜00:17 |
建物が見えています。右側には、バスの様な大型の車が見切れています。奥には、さきほどの塔が別アングルから写っています。 |
00:18〜00:21 |
男が10人写っています。「東京日日新聞」と書かれた法被や帽子をかぶっている人が数名、ネクタイを締めてハットを被った男が2名います。奥には、さきほどの塔が写っています。 |
00:22〜00:25 |
奥の飛行機が目を引きます。大阪毎日新聞社の飛行機「毎日28号」です。下翼下面に、登録記号「J-BGUH」のうち「J-」と「H」、および大阪毎日新聞社のマークが見えます。セーラー服を着た女学生のグループ、詰襟の男子学生のグループのほか、奥には和服を着た女性、ハットを被った男性など、飛行の見物に来た人々が写っています。 |
00:25〜00:27 |
「毎日28号」の機首が画面いっぱいに移っています。詰襟の男子学生たちが間近に詰め寄って、興味深げに飛行機を眺めています。飛行機の右下翼下面には、登録記号の「J-BDUH」の「B」が写っています。 |
00:28〜00:34 |
飛行機がグライダーを曳航して離陸していきます。その様子を群衆が見物しています。自転車に乗って見物に来たと思われる男子学生もいます。 |
00:42〜01:00 |
飛行機とグライダーが上昇していきます。それを見上げる見物人も映っています。 |
01:04〜01:13 |
グライダーが飛んでいます。曳航機からロープを切り離したあとの様です。連続で宙返りをしています。 |
01:21〜01:24 |
飛行するグライダーを見上げる群衆の頭が映っています。先ほどの塔の先端、吹き流しも映っています。 |
01:24〜01:30 |
着陸していくグライダーが映っています。 |
01:31〜01:32 |
飛行帽をかぶった3人の男が映っています。右から、志鶴忠夫飛行士、松下弁二飛行士、小島純一機関士の3人と思われます(注6)。 |