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 2025年2月 航空遺産写真 今月の1枚
サーブ91サフィール

航空遺産継承基金事務局で所有している写真を毎月1枚ピックアップしてご紹介します。 

 

 今月は1956(昭和31)年2月27日に撮影されたサーブ91サフィールの写真をご紹介します。主翼に腰掛けているのは航空局検査官の高橋正夫氏、場所は藤沢飛行場です。
 サーブ91サフィールは、日本には1953年にスウエーデンから1機だけ輸入されました(登録記号 JA3055)。機種名の「サフィール」は宝石のサファイアの意味です。本機は1956年4月に防衛庁防衛技術研究所に移管され、X1G1〜X1G3の名称で高揚力実験装置などの研究に活躍しました。現在は岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に翼を休めています(下写真)。なお、2014年には当協会において重要航空遺産 として認定させていただきました。
 航空遺産継承基金では、今後も引き続き所蔵資料の保存・調査・公開に取り組んでいきます。

参考

1) 『日本航空機辞典 下巻 1951-89』野沢正、モデルアート、1992

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