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 2021年7月 航空遺産写真 今月の1枚

1920年の訪日イタリア人飛行士たち 

航空遺産継承基金事務局で所有している写真を毎月1枚ピックアップしてご紹介します。 




 2021年7月発行の『航空と文化』No.123(2021年夏季号)掲載の「特集 100年前のローマ・東京間飛行 初めて海外から日本に飛来したイタリア人飛行士たち」に関連して、今月は宮原アルバムNo.1から、1920年5月31日に代々木練兵場で撮影された写真をご紹介します。
 左から4人目がフェラリン中尉、8人目がマジェロ中尉。1290年2月14日、単発復座の複葉機アンサルド SVA 9でローマを飛び立ち、途中様々なトラブルを乗り越え、初めて海外から日本に飛来した外国の飛行士となりました。
 人物の背後に写っているドラゴンは、歓迎用にフィアットの自動車を改造して日本で製作されたもので、なぜかパリ・ノートルダム寺院の彫刻をモチーフにしていました。

 

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2021.07.28から設置