平成21年度「空の日」航空関係者表彰
平成21年度、表彰の栄誉を受けられた方々は以下の皆さまです。おめでとうございます。
平成21(2009)年度、財団法人日本航空協会の航空関係者表彰式が、9月16日東京都港区新橋の航空会館で行われました。
航空亀齢賞
長年にわたり航空の発展に尽力され、かつ数え年90歳になられた方に長寿を祝福する賞です。
磯部 利彦 氏
元全日本空輸(株)査察操縦士
民間航空会社の乗員養成所の責任者兼査察操縦士として多くの運航乗務員の養成に尽力
田中 敏行 氏
元東邦航空(株)取締役東北支社長 元東京航空(株)取締役運航部長
戦前より飛行教官として多くの操縦資格者を養成し、戦後は一貫して使用事業分野の操縦士としてわが国の国土復興、発展に貢献
航空功績賞
航空に関する文化、科学技術および事業等の発展に著しく寄与された方やグループに贈る賞です。
五十嵐 修 氏
元日本航空(株)専務取締役
航空自由化時代を迎え、小規模路線の運航維持を可能とする効率的な航空会社を新たに設立し、公共交通機関としての使命遂行に貢献
出射 聡明 氏
元富士重工業(株)常務執行役員 航空宇宙事業本部長
航空機の構造設計技術を先行する外国企業に比肩するレベルに導くとともに、旅客機の共同事業の責任者として、その製造技術が国際的に高い評価を得ることに貢献
阪部 寛 氏
元全日本空輸(株)代表取締役副社長
運航部門の重責を長きにわたり担い、機種移行訓練や機長昇格訓練のシミュレーター導入に尽力し、乗員の訓練審査体制の効率化に貢献
空の夢賞
航空・宇宙に対する夢や希望を与え、または明るい話題を提供するなどの貢献をした方、またはグループに贈る賞です。
東大阪宇宙開発協同組合
(理事長 今村 博昭 氏)
東大阪市を拠点とする高い技術力を有する中小企業が結集し、幾多の困難を克服して人工衛星「まいど1号」を開発し、打ち上げに成功した
航空スポーツ賞
航空スポーツのFAI世界記録を樹立、又は、同世界選手権者となった個人又はグループに贈る賞です。
檀上 彰宏 氏
平成20年9月 模型航空機F1Mフリーフライト室内模型初心者クラスで滞空時間世界記録を樹立(天井高30m以上) 21分57秒
石井 満 氏
平成20年9月 模型航空機F1Nフリーフライト室内ハンドランチグライダーで滞空時間世界記録を樹立(天井高30m以上) 1分41.2秒
西澤 実 氏
平成21年7月の模型航空世界選手権のF1Bフリーフライト ゴム動力機種目で優勝
伊藤 寛規 氏
平成21年8月の模型航空世界選手権のF3Cラジオコントロールヘリコプター種目で優勝
模型航空世界選手権F1C日本代表チーム
団長 和田 光信 (わだ みつのぶ)氏
選手 関澤 一雅 (せきざわ かずまさ)氏
選手 江連 明夫 (えづれ あきお) 氏
選手 増田 哲司 (ますだ てつじ)氏
平成21年7月の模型航空世界選手権のF1Cフリーフライト エンジン動力機種目で優勝
なお、本年度は、航空文化賞の該当者はありませんでした。