平成24年度「空の日」航空関係者表彰
平成24年度、表彰の栄誉を受けられた方々は以下の皆さまです。おめでとうございます。
平成24(2012)年度、一般財団法人日本航空協会の航空関係者表彰式が、9月20日(木)東京都港区新橋の航空会館で行われました。
航空亀齢賞
長年にわたり航空の発展に尽力され、かつ数え年90歳になられた方に長寿を祝福する賞です。
内村 信行 氏
一般社団法人 全国空港給油事業協会 最高顧問(元運輸省事務次官)
運輸行政において大きな功績を残し、航空交通管制システムの調査研究や、航空給油の高速化など、航空の発展に貢献した。
笠松 佐七 氏
元全日本空輸(株)常務取締役
機長として安全運航の礎を築き、また運航部門における人材育成と訓練審査の近代化に努め、民間航空発展に貢献した。
航空功績賞
航空に関する文化、科学技術および事業等の発展に著しく寄与された方やグループに贈る賞です。
飛鳥田 一朗 氏
東京慈恵会医科大学 客員教授
航空医学をはじめ宇宙医学や環境医学分野で大きな功績をあげるとともに、広く知識の普及にも尽力し、また乗員の健康管理体制を再構築するなど、運航の安全確保に貢献をした。
坂本 昭雄 氏
元関東学院大学大学院法学研究科 教授
長年にわたり航空法の研究に携わり、諸規則の作成や改正に取り組むとともに、教授として 専門教育に精励し、海外の研究機関と連携を図るなど 航空法の向上と普及を通じ航空の発展に貢献した。
玉木 貞一 氏
(株)IHI 顧問
各種国産航空エンジンのファン圧縮機分野の技術発展に寄与し、また国際共同開発プロジェ クトにおいて多大な成果をあげ、我が国の航空エンジン・航空用ガスタービンに関する学術活動にも貢献した。
二木 節夫 氏
元川崎重工業(株)常務取締役
回転翼機プロジェクトにおいて大きな成功をおさめ、多用途ヘリコプターの導入により緊急 医療・防災活動の礎を築くとともに、航空機の共同開発にも積極的に参画し航空工業の発展に貢献した。
航空スポーツ賞
航空スポーツのFAI世界記録を樹立し、又は同世界選手権者となった個人又はグループに贈る賞です。
木原 一正 氏
模型航空機による滞空時間世界記録を樹立(平成23年9月6日)
F1 OPEN フリーフライト室内機(115(a)天井高8m未満) 39分53秒
檀上 彰宏 氏
模型航空機による滞空時間世界記録を樹立(平成24年7月9日)
F1L フリーフライト室内機(116(a)天井高8m未満) 19分40秒
なお、本年度は、航空文化賞の該当者はありませんでした。
日本記録証授与
市川 展 氏
種目:滑空機(グライダー)D15級一般
記録:三旋点距離:506.8㎞ ,500㎞往復コース速度:133.87km/h
(飛行日:2012.2.15 ,場所:オーストラリア トカモール飛行場)
木原 一正 氏
種目:模型航空機 フリーフライト室内機F1 Open級 115(a)(天井高8m未満)
記録:滞空時間39分53秒 [世界記録]
(飛行日:2011.9.6 ,場所:神奈川県川崎市幸スポーツセンター小体育館)
檀上 彰宏 氏
種目:模型航空機 フリーフライト室内機F1L級E2B型116(a) (天井高8m未満)
記録:滞空時間19分40秒 [世界記録申請中]
(飛行日:2012.7.9 ,場所:東京都葛飾区水元体育館)