平成30年度「空の日」航空関係者表彰のご案内
平成30年度、表彰の栄誉を受けられた方々は以下の皆さまです。おめでとうございます。
平成30(2018)年度、一般財団法人日本航空協会の航空関係者表彰式が、9月20日(木)、東京都港区新橋の航空会館で行われました。
航空功績賞
航空に関する文化、科学技術および事業等の発展に著しく寄与された方やグループに贈る賞です。
石橋 明 氏
(株)安全マネジメント研究所 所長
航空少年団活動を通して青少年の健全な育成に尽力されるとともに、安全に関する研究成果の普及活動により航空の安全に貢献されました。
中野 秀夫 氏
元(一財)航空交通管制協会 専務理事
航空交通管制業務の近代化により安全で効率的な航空交通の実現に尽力されるとともに、我が国の国際航空ネットワークの発展に貢献されました。
元山 近思 氏
元川崎重工業(株)代表取締役常務 航空宇宙カンパニープレジデント
革新的な生産技術の導入によりボーイング787の国際共同開発事業などを成功に導くとともに各種団体活動を通じて我が国の航空宇宙産業の発展に貢献されました。
八木 功 氏
元全日本空輸(株)代表取締役副社長
長年にわたり対話を通じ安全を最優先する企業文化の醸成・構築に尽力され、我が国の航空業界における安全文化の確立に多大な貢献をされました。
空の夢賞
航空、宇宙に対する夢や希望を与え、または明るい話題を提供するなどユニークな貢献をした者またはグループに贈る賞です。
第18回アジア競技大会パラグライディング競技日本代表選手団
アジア・オリンピック評議会主催の第18回アジア競技大会において(公財)日本オリンピック委員会より航空スポーツとして初めて選ばれたパラグライディング競技のクロスカントリー種目で男子団体が金メダル、女子団体が銀メダルを獲得されるという素晴らしい成績を収められるとともに、多くの人びとに航空スポーツの魅力を伝えることに貢献されました。
航空スポーツ賞
航空スポーツのFAI世界記録を樹立し、又は同世界選手権者となった個人又はグループに贈る賞です。
檀上 彰宏 氏
模型航空機による滞空時間世界記録を樹立(平成29年7月、8月)
フリーフライト室内機F1M級(117-a 天井高15m未満) 18分48秒
フリーフライト室内機F1M級(117-b 天井高8m以上15m未満) 20分09秒
音田 哲男 氏
2017年模型航空機ラジオコントロール曲技(F3A)世界選手権で優勝
(平成29年11月)
模型航空世界選手権コントロールライン曲技(F2B)日本代表チーム
(団長:横山 満(よこやま みつる) / 副団長 兼 選手:比気 勝(ひき まさる) / 選手:能米 昭一郎(のごめ しょういちろう)・村松 督浩(むらまつ まさひろ)
2018年模型航空機コントロールライン曲技(F2B)世界選手権で優勝 (平成30年 7月)
なお、本年度は航空亀齢賞、航空文化賞、航空特別賞、空の夢賞の該当者はありません。
日本記録証授与
市川 展 氏
種目:滑空機(グライダー) DO級 一般クラス
自由往復距離 1,005.21km
1,000km往復コース速度 124.63km/h
木原 一正 氏
種目:模型航空機 フリーフライト室内機F1D級
(125-c 天井高15m以上30m未満) 滞空時間 23分38秒
(125-d 天井高30m以上) 滞空時間 23分16秒
檀上 彰宏 氏
種目:模型航空機 フリーフライト室内機F1M級
(117-a 天井高8m未満) 滞空時間 18分48秒 (※1)
(117-b 天井高8m以上15m未満) 滞空時間 20分09秒 (※2)
服部 良亮 氏
直線距離 393.7km
目的地直線距離 388.8km
三旋点距離 166.4km
(※1)(※2) 当該記録はFAI世界記録としてFAIより認定されている。