令和元年度「空の日」航空関係者表彰のご案内
令和元年度、表彰の栄誉を受けられた方々は以下の皆さまです。おめでとうございます。
令和元(2019)年度、一般財団法人日本航空協会の航空関係者表彰式は9月20日(金)、東京都港区新橋の航空会館で行われます。
航空亀齢賞
長年にわたり航空の発展に尽力され、かつ数え年90歳になられた方に長寿を祝福する賞です。
落合 一夫 氏
元日本模型航空連盟会長
長年にわたり日本模型航空連盟の中心としてその運営と発展に尽力され、我が国の模型航空界に多大な貢献をされました。
近藤 秋男 氏
元全日本空輸(株)代表取締役社長
航空創世期から今日の民間航空会社が切磋琢磨する航空業界の構築に尽力されるとともに、我が国の航空界の発展に大きく貢献されました。
原茂 太一 氏
青山学院大学名誉教授
長年にわたり航空に関する条約および法規などの研究発表を行い、学識の普及により航空に関する文化の発展に貢献されました。
二木 節夫 氏
元カワサキヘリコプタシステム㈱ 代表取締役社長
回転翼機プロジェクトおよび航空機の国際共同開発事業において中心的役割を担い、我が国の航空宇宙工業の発展に貢献されました。
道上 恵三郎 氏
元全日本空輸(株)常務取締役
国内の航空需要喚起や新規路線就航に尽力されるとともに、離島路線の充実や国際線進出など民間航空運送事業の発展に多大な貢献をされました。
航空功績賞
航空に関する文化、科学技術および事業等の発展に著しく寄与された方やグループに贈る賞です。
石井 潔 氏
元(株)IHIエアロスペース代表取締役会長
我が国独自技術による宇宙開発の推進および純国産ジェットエンジンの実現に多大な貢献をされました。
石原 敬三 氏
元(公社)日本航空機操縦士協会常務理事
「AIM-Japan」を長年にわたり発行するなど、パイロットと航空管制官の相互理解を促進し、航空の安全文化の実現に向け多大な貢献をされました。
川井 昭陽 氏
元三菱航空機(株)代表取締役社長
ジェット旅客機の国際共同開発事業ならびに国産ジェット旅客機開発事業に尽力されるとともに、 民間ジェットエンジン事業および宇宙事業の発展にも多大な貢献をされました。
戸矢 博道 氏
元全日本空輸(株)代表取締役副社長
官民での経験を活かし、環境が大きく変わる中でエアライン事業改革の推進に卓越した指導力を発揮し、旅客および貨物両分野の民間航空事業の発展に貢献されました。
航空スポーツ賞
航空スポーツのFAI世界記録を樹立し、又は同世界選手権者となった個人又はグループに贈る賞です。
伊藤 寛規 氏
2019年模型航空機ラジオコントロールヘリコプター(F3C)世界選手権で個人優勝
模型航空世界選手権ラジオコントロールヘリコプター(F3C)日本代表チーム
(団長兼選手:国井 伸也(くにい しんや) / 選手:伊藤 寛規(いとう ひろき)・磯 匡敏(いそ まさとし))
2019年模型航空機ラジオコントロールヘリコプター(F3C)世界選手権で団体優勝
なお、本年度は航空文化賞、航空特別賞、空の夢賞の該当者はありません。
日本記録証授与
倉重 安見 氏
種目:気球 AX-4級 一般クラス
距離 119.472km
高度 3,139.44m
市川 展 氏
種目:滑空機(グライダー) DO級 一般クラス
自由三角コース距離 1,116km (※1)
滑空機(グライダー) D15級 一般クラス
自由三旋点距離 1,148.2km (※2)
櫻井 良和 氏
種目:模型航空機 ラジオコントロール電動飛行機F5D級 パイロンレース
周回コース速度 56.44秒
呉本 圭樹 氏
種目:パラグライダー 一般クラス
直線距離 375km
(※1)(※2) 当該記録はFAIオセアニア大陸記録としてFAIより認定されています。