今月は渋沢栄一の写真をピックアップしました。先月より放映中の NHK 大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公、渋沢栄一 は現(一財)日本航空協会の源流の1つである日本航空協会(後に帝国飛行協会と合併)の評議員、帝国飛行協会でも理事、顧問を務めました。また、(株)石川島飛行機製作所、日本航空輸送(株)の設立にも携わり日本の航空発展に寄与しました。『日本航空史 明治大正編』には渋沢の名前がたびたび登場します。写真は1919年2月1日、アメリカの女流飛行家ルス・ロー夫人が来日し、洲崎埋立地(現東京都江東区東陽一丁目)において公開飛行を行った際の絵葉書(写真右より長岡外史、渋沢栄一、ルス・ロー夫人)。渋沢栄一及び大隈重信、阪谷芳郎などの後援によってこの公開飛行が実現しました。
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